こんにちは!ママスターです(--〆)
ちょっと怒り顔でしつれいします☝
以下、長文失礼いたしますが、テレビ番組に抗議いたします!!
皆さま
日本テレビで昨夜放送された
「日本一受けたい授業」をご覧になられましたか?
“美肌の為にやってはいけない事”として、お顔剃りが紹介されるという事態が起こりました。
お顔剃りをすると常在菌の美肌菌が殺されるとの情報が流れたそうです。
詳細はこちら↓
美肌菌を無くしてしまうある事とは、
一体何でしょうか?
正解は…カミソリで顔の毛を剃る
私たちの皮膚には、およそ1000種類、
1兆個の細菌がすんでいます。
そのためカミソリで毛を剃ると、
表面にいる美肌菌が角層と一緒に、
一気にそぎ落とされるため、
潤いのない肌になってしまうのです。
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とのことです。
私は見ていないのですが、理容師仲間からの連絡で知り得ました。大騒ぎです!
先輩、先生方から集めた情報を元に、これについて反論させてください。
そもそも
「美肌菌」などありません。
常在菌の一種である「表皮ブドウ球菌」を指していると思われます。
表皮ブドウ球菌は肌の上に皮脂などと一緒に付着していて、肌の状態を整える(皮膚のバリア機能を保つ)働きをしているため、数が増えればそれだけ美肌効果が高いと考えられています。
その為、「美肌菌」と言って発信しているクリニックの方が増えているそうです。
お顔剃りをすることで
皮膚の上の常在菌は、かなり減ります。
では何故剃るのか?
減ると、危機感を感じた常在菌が
スクラムを組んで、活発に活動するのです。
本当のお話です。
産毛を取り除くことで、明るいお肌へ
古い不要な角質を取り除くことで、化粧水などの水分が浸透しやすい潤い肌へ
そういったことと併せて、お肌を守る常在菌の強化。それ故に、お顔剃りをお勧めさせて頂いております。
お顔剃りで常在菌は減りますが、”死ぬ”ことはないのです。
確かに、保湿をせず、清潔でない刃を使い、自己判断で荒い剃り方をするなど、間違ったやり方では、お肌を傷つけ、本来のお顔剃りの目的とは反した結果となってしまうでしょう。
しっかりと保湿管理をしながら、お肌のバリア機能を持つ角質を傷つけないシェービングをするためにも、当店で行っているフローシェービングは、とてもよいものと自信持っておすすめできます。
全ての剃刀を使いこなしてきた理容師、そして、皮膚、常在菌についても学び、教えている方々の元で生まれたフローレーザーです。
今は私も、その方々からの学びを受け、フローシェービストの認定も受けた上で、お客様に施術させていただいております。
テレビ番組は極論です。
大切な言葉を沢山省いて、あたかもそれだけが正解といった大袈裟な表現をするものだと、今回痛感しました。
方や、お顔剃りを推奨する番組も放送されているのですから、視聴者の混乱を招きますよね💦
正しい判断をする為にも、学ぶことの大切さも痛感しています。
常在菌については私もまだまだ知らないことが多いので、お客様の安心安全の為にも、学びを止めずに取り組もうと思った次第です。
テレビを見て、不安や疑問を持った方の目に留まりますように。
そして、安心して、究極のスキンケア、お肌の土台作りである、「お顔剃り」をして、続けていただけますように✨
長文失礼いたしました。
ヘアーサロンスターズ
スターズ☆ママのお顔剃りルーム
阿部仁美